黒田官兵衛の「水五訓」 2016/12/08
2014年の大河ドラマは「軍師官兵衛」でしたね。
福岡県内に住む私は2014年、太宰府天満宮、崇福寺、福岡城、そして中津城とあらためて足を運んだ1年でした。
さてその、「黒田官兵衛」ですが、「水五訓」という教えをのこしています。
皆さんご存知ですか?

[水五訓]
一、自ら活動して他を動かしむるは水なり
二、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
三、常に己の進路を求めて止まざるは水なり
四、自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり
五、洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と変じ霰(あられ)と化し凝(ぎょう)しては玲瓏(れいろう)たる鏡となりたえるも其(その)性を失はざるは水なり

さてその意味は、
一、自分自身が自ら動き、模範を示すことで、周囲を牽引しよう。
二、物事を進める上で障害や壁があったとしても、努力し続けていくことが自分の力となっていく。
三、自分が決めた道は、迷い止まることなく進んで行こう。
四、嫌いな人でも嫌悪せず、良いところを見つけ共存していこう。
五、温度によって蒸気となったり、雲や雨、雪やあられに変化しても入れ物を変えればカタチも丸や四角に変わるのが水。だけど水の性質は失われない。
与えられた環境の中で、柔軟に変化し、成長していこう。

というものです。
戦国時代を生きた人が導き出した「権力者になるため」の教えといわれていますが、今、この時代を生きているどんな立場の人にも響く文章ではないでしょうか。
黒田官兵衛も「如水円清」に名前をあらためましたね。
「水の如く生きていく。」
ただ流されるのではなく、「柔軟に、時に強く」ありたいと感じた「水五訓」でした。

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