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ウォーターサーバーの電源がオフに!コンセントを抜いたまま放置するとどうなる?

2023.04.26

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ウォーターサーバーは常に冷却と加熱をしているため、常時電源を入れておく必要があります。
しかし、電源コードが引っかかったり電気代が気になったりして、思わずコンセントを抜いてしまうこともあるでしょう。

そこで、この記事では「電源がオフになってからの時間」ごとのウォーターサーバーの状況について説明します。
また、ウォーターサーバーの電源についての注意事項も併せてご紹介しています。

ウォーターサーバーの電源事情について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

電源がオフになってからの時間ごとのウォーターサーバーの状態

「ウォーターサーバーのコンセントを抜いちゃった!」と焦っている方向けに、ウォーターサーバーのコンセントを抜くとどうなるのかを時間ごとに解説します。

なお、電源をオフにしたりコンセントを抜いたりしても故障はしません。
故障した場合はウォーターサーバー本体に問題がある可能性があるため、メーカーに問い合わせてください。

電源がオフになってすぐの場合

コンセントを抜いてすぐであれば、大きな影響はありません。
すぐにコンセントに繋げて電源をオンにすれば再び冷却・加熱が行われるため、水質が低下する可能性はとても低いです。

電源がオフになって1晩経った場合

コンセントを抜いて1晩経った場合、冷却がされないため侵入した雑菌が繁殖している可能性があります。
特に夏は夜でも暑いため、もしタンク内に雑菌が侵入していれば増えているかもしれません。

「大人が飲むから大丈夫」と気にしない方もいるかもしれませんが、赤ちゃんのミルク作りに使ったり免疫力の低い子どもに飲ませたりするのはやめましょう。
もし雑菌が大量に繁殖していれば、お腹を壊す可能性があります。

電源がオフになって数日以上の長期の場合

旅行や出張で家を空けるため、電源を切ってコンセントを抜く人もいるかもしれません。

電源を切った状態で長期間放置すると、雑菌が繁殖したり水質が変化したりする可能性があります。
そのため、長期の外出時であってもコンセントに繋げておきましょう。

節電したいのであれば、エコモードに設定して外出するのがおすすめです。
消費電力を抑えたままタンク内を清潔に保つため、電気代も衛生面も安心できます。

ウォーターサーバーの電源に関する注意事項

ウォーターサーバーの電源を切ったりコンセントを抜いたりすること以外で、電源に関して注意するべきことを解説します。

ここで解説するのは、主に火災の防止についてです。
電源プラグについているアースの必要性も説明するため、初めてウォーターサーバーを設置する方はしっかり確認してください。

電源付近にほこりを溜めない

コンセント付近にほこりが溜まると、トラッキング現象が発生する可能性があります。

トラッキング現象とは、コンセントから発火する現象のことです。
溜まったほこりと水分に電流が流れることで発生します。

そのため、ほこりが溜まらないよう定期的に掃除をしましょう。
トラッキング現象の防止には、ほこりの侵入を防ぐ専用カバーの取り付けもおすすめです。

タコ足配線にしない

ウォーターサーバーの消費電力は冷却が約100W、加熱が約400Wかかり、総消費電力は約500Wとなります。
消費電力が大きいためタコ足配線にすると電力が足りなくなり、ブレーカーが落ちる可能性があるのでやめましょう。

また、タコ足配線にすると漏電による火災にも繋がる可能性があるため、コンセントは単独で使用してください。
コンセントが2口になっていても、片方で消費電力が大きいものを使用するともう片方の口も使えません。
冷蔵庫やテレビ、ドライヤーなどの消費電力が大きいものとは一緒のコンセントで使わないようにしましょう。

本体の電源を切らずに抜かない

引越しや移動では電源をオフにする必要があるでしょう。
本体に電源がある場合は、本体の電源を切ってからコンセントを抜いてください。

電源を切らずにコンセントを抜くと、感電してしまう恐れがあります。
安全のために、必ず電源を切ってからコンセントを抜きましょう。

線を引っ張って抜かない

コンセントを抜く際に線を引っ張って無理やり抜く方もいますが、無理やり引っ張って抜くとコードが損傷したりプラグが変形したりし、感電や火災の恐れがあります。
コンセントを抜く際は、必ずプラグをもって抜きましょう。

可能であればアースを接続する

アース接続をすると、漏電した電気は地面に流れます。
そのため、アースを接続することは感電防止になるのです。

ウォーターサーバーの電源コードには、一緒にアース線がついていることが多いです。
この線を、コンセントにある専用部分に巻き付けるようにして接続します。

しかし、コンセントにはアースを取り付けられないものもあります。
ウォーターサーバーはアース線のないコンセントに繋げて使用することもできますが、安全を考えればアース線を接続できるコンセントで使用するほうがよいでしょう。

節電したい方はECOモード搭載のウォーターサーバーがおすすめ

「わかってはいるけれど、長時間外出しているときの電気代が気になる」
「寝るとき電気代がもったいないので、電源を切ってしまっていた」

このように、電気代が気になる方はECOモード搭載のウォーターサーバー「リセットタイム」がおすすめです。
消費電力を抑えつつしっかり冷却・加熱するため、問題なく使用できます。
また、無料メンテナンスを実施しているため、安心して利用できることもポイントです。

電気代が約月500円に抑えられる

リセットタイムのウォーターサーバーはECOモードにすれば、電気代が約月500円に抑えられます。
物価や光熱費の高騰で電気代が気になる方も、なるべく抑えて利用することが可能です。

また、通常モードでも電気代は約月600円ほどです。
そこまで電気代が気にならないのであれば、通常モードでも十分電気代を抑えることができます。

ECOモードでもしっかり冷却・加熱

ECOモードを搭載しているメーカーは多いですが、通常モードから切り替えると一部の機能が使えず不便に思うことがあるでしょう。
しかし、「リセットタイム」のウォーターサーバーはECOモードにしてもしっかり冷却・加熱します。

ECOモード時に利用できる温度は冷水が12℃、温水が75℃です。
通常モードのように温度調節はできなくなりますが、しっかり冷えた水と温かいお湯が利用できるため、不便なくお使いいただけます。

無料メンテナンスで安心して使える

リセットタイム」では2年に1度、10,000円相当のメンテナンスを実施しています。
メーカーによっては有料のメンテナンスが、無料で受けられることが大きな特徴です。

メンテナンスでは日常のお手入れでは確認できない内部の確認もするため、ずっと安心してお使いいただけます。

まとめ

ウォーターサーバーの電源を切ったり、コンセントを抜いたりしてしまったときの状態と、電源関連での注意事項を解説しました。

電源を切ったりコンセントを抜いたりしただけでは、本体は故障しません。
しかし、電源を入れたままコンセントを抜くと感電する恐れがあるほか、電源付近にほこりが溜まるとトラッキング現象が発生する可能性があります。
感電や火災を防止するためにも、コンセントの抜き差しや掃除には気を付けましょう。

使っていないときの電気代が気になるかもしれません。
しかし、ウォーターサーバーはタンク内を衛生的に保つため、常時電源を入れておく必要があります。
使ってないときはECOモードに切り替え、上手に節電しましょう。

有馬 直之

執筆監修

有馬 直之主任

2018年より無添加・オーガニック・健康に拘った天然水を追い求め、天然水法人営業担当として活動。全国の天然水を飲み比べ、よりよい安心安全な天然水の情報をお客様にお届けするために奔走。現在、アクアソムリエの資格を目指し奮闘中。

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