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浄水型ウォーターサーバーにデメリットはある?水道直結型・宅配型と比較して解説

2023.04.26

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浄水型ウォーターサーバーとは、水道水を補充するタイプのものです。

ウォーターサーバーは宅配型と水道直結型もありますが、それぞれメリットとデメリットが異なります。
そのため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶとよいでしょう。

そこで、この記事では浄水型ウォーターサーバーのメリットとデメリットをほかのタイプのウォーターサーバーと比較して解説します。
ウォーターサーバー選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【水道直結型・宅配型と比較】浄水型ウォーターサーバーのメリット

ウォーターサーバーには浄水型のほかに、水道直結型と宅配型があります。

浄水型は水道水を補充してフィルターでろ過して浄水するタイプであり、水道直結型は水道から直接給水してフィルターでろ過するタイプです。
宅配型はこのどちらとも異なり、天然水やRO水を定期的に配送するタイプのウォーターサーバーとなっています。

では、浄水型のウォーターサーバーは水道直結型や宅配型と比べて何が違うのでしょうか?
違いを踏まえたうえで解説します。

コストが低い

水を大量に使用する場合、宅配型と比較するとコストが低くなります。
例えば天然水のウォーターサーバーと比べると以下のようになります。

【天然水のウォーターサーバー】

水代…1本約12Lで2,000円前後。2本以上の偶数での販売が多い
レンタル料…メーカーによって異なるが無料のメーカーがある

【浄水型ウォーターサーバー】

水代…水道代
レンタル料…月3,000~4,000円ほど

もし天然水のウォーターサーバーのレンタル料が無料だとしても、水代が浄水型のウォーターサーバーのレンタル料を超えるとコストが高くなります。
つまり、ウォーターサーバーの水を毎月24L以上利用するのであれば、浄水型のウォーターサーバーの方がコストが低いです。

水量を気にせず使える

カートリッジにより使用水量の目安は異なりますが、制限がないため水の量を気にせず使用できます。
ボトルの場合は残量が気になりがちですが、浄水型は水道水を補充すればよいため気にする必要がありません。

また、水代は水道代のみとなり格安であるため、「野菜を洗う」「茹でた麺を冷水で締める」など、天然水を使うには少々もったいないようなシーンで抵抗なく使えます。

冷水・温水をすぐに使える

ほかのタイプのウォーターサーバーと同様に、冷水・温水をすぐに使える点がメリットです。
暑い日には冷たい水がすぐに飲め、料理でお湯を使用する際は温水を使うことにより時短にも繋がります。

また、赤ちゃんのミルク作りや白湯を飲む際にも便利でしょう。
微妙な温度調節が簡単にできるほか、やかんやケトルでわざわざお湯を沸かす必要がありません。

ろ過された水道水が飲める

浄水型ウォーターサーバーフィルターでろ過することにより残留塩素を取り除くため、独特な嫌なにおいがしません。
そのため、これまで水を飲むことに抵抗があった方でも飲めるようになります。

また、フィルターによっては除去できる有害物質の種類が多いです。
きれいな水が飲めるため、子どもに積極的に水分補給をさせたい方も安心して飲ませることができます。

ボトルの交換やごみを捨てる必要がない

ボトルの交換が必要なく、水道水を注ぐだけできれいな水が飲めます。

天然水やRO水など、宅配型のウォーターサーバーは重いボトルを持ち上げる必要がありますが、浄水型のウォーターサーバーは水の減りに合わせて補充するだけでOKです。

また、交換時に発生するゴミの処理をする必要もありません。
使い捨てできるタイプのボトルはゴミに出す際につぶす必要がありますが、浄水型のウォーターサーバーはそういったゴミが発生しないため、ゴミ処理の手間も減らせます。

コンセントが近ければどこでも設置できる

水道直結型ウォーターサーバーは水道管を繋げる工事が必要ですが、浄水型のウォーターサーバーはそのような設置工事は必要ありません。
コンセントがあれば利用できるため、好きな場所に設置できます。
キッチン以外にも設置できるため、寝室やリビングに置いてもよいでしょう。

【水道直結型・宅配型と比較】浄水型ウォーターサーバーのデメリット

浄水型のウォーターサーバーのデメリットを、水道直結型や宅配型と比較して解説します。
ウォーターサーバー選びで失敗したくない方は、これからご紹介するデメリットが気にならないかで判断するとよいでしょう。

水の補充をする回数が多い

浄水型ウォーターサーバーの給水タンクはボトルよりも小さく、10Lに満たないメーカーが多いです。
そのため1日に利用する量が多ければ、毎日補充する必要があります。

大きなボトルを交換するよりは労力が少ないですが、何度も補充すると手間を感じるでしょう。
「何度も水を補充するのは面倒だ」と感じる方は、浄水型のウォーターサーバーは向いていないかもしれません。

水の使用量が少ないとコストが高い

浄水型ウォーターサーバーは使用する水の量が多いほどお得になりますが、逆に使用量が少なければコストが高くなります。

例えば、1人暮らしの方や家にいる時間が少ない方で、家で使う水の量が少ない場合は必要な分だけ購入できる宅配型のウォーターサーバーがおすすめです。
レンタル料や配送料が無料のメーカーを選べば水代だけで利用できるほか、配送頻度や数を調整すれば無駄なく水が飲めます。

ウォーターサーバーのコスパが気になる一人暮らしの方は、「一人暮らしにウォーターサーバーはおすすめ?コスパはどうなの?」を参考にしてください。
この記事を読めば、一人暮らしがウォーターサーバーを利用するメリットとコスパがわかるほか、失敗事例から「自分にウォーターサーバーの利用は向いているのか?」がわかります。

給水タンクの掃除に手間がかかる

メーカーによって異なりますが、給水タンクの掃除は3日に1回を推奨している場合もあります。
ボトルを交換するだけのウォーターサーバーは本体や接続部をさっと拭くだけで掃除が終わりますが、浄水型の場合は給水タンクを取り出して掃除する必要があります。

おいしい水を飲むなら天然水のウォーターサーバーがおすすめ

浄水型のウォーターサーバーは、水道水をフィルターに通すタイプのウォーターサーバーです。
そのため地域によって水質が異なるほか、水に含まれるミネラル成分の残量はフィルターによって左右されます。

もし「自然のミネラルたっぷりのおいしい水が飲みたい!」と思うのであれば、天然水のウォーターサーバー「リセットタイム」がおすすめです。
非加熱処理で自然のミネラルを豊富に含むほか、硝酸態窒素・放射性物質を含まないため安心してご利用いただけます。

非加熱処理で自然のミネラルたっぷり

リセットタイム」では、島根県浜田市金城町の地下700mから採水した天然水を完全非加熱で提供しています。
完全非加熱とは、赤外線や殺菌など熱を一切与えず、ろ過のみで処理することです。

「ろ過だけで大丈夫?」と思われるかもしれませんが、高品質の原水を使用しているからこそできる処理です。
※ 厚生労働省が定める安全基準値 「水質基準に関する省令」 (平成15年厚生労働省令第101号)もクリアしています。
熱を与えず処理することで、自然のミネラルたっぷりの天然水をお届けしています。

硝酸態窒素・放射性物質を含まない

硝酸態窒素と放射性物質を含まないことも「リセットタイム」の特徴の1つです。

硝酸態窒素とは土壌に含まれ水と混ざり、飲料水にも含まれることがあるものです。
大量に摂取すると身体へ悪影響を及ぼす可能性がありますが、「リセットタイム」では硝酸態窒素も放射性物質も含まないため、赤ちゃんから年配の方まで安心してお飲みいただけます。

無料メンテナンスで安心して利用できる

リセットタイム」では2年に1回、10,000円相当のメンテナンスを無料で実施しています。
日常のお手入れでは手の届かないところをメンテナンスするため、ずっと安心してご利用いただけます。

メンテナンスは有償で対応しているメーカーもありますが、「リセットタイム」では無料で対応しているため、ランニングコストを抑えることも可能です。

まとめ

浄水型のウォーターサーバーの特徴やデメリットを、水道直結型・宅配型のウォーターサーバーと比較したうえで解説しました。

浄水型のウォーターサーバーは水道直結型と宅配型に比べ、水の補充や設置が簡単なこと、コストが低いことが大きな特徴です。

ただし、デメリットとして水の補充が頻繁で面倒なことや水の使用量によってはコストが高くなること、給水タンクの掃除が手間と感じられる場合があることが挙げられます。

手間を減らして必要な量だけ水を使いたい方は、宅配型のウォーターサーバーがおすすめです。
「浄水型のウォーターサーバーは私に向いていないかも…」と思った方は、宅配型のウォーターサーバーを検討してはいかがでしょうか。

宮崎 寿治

執筆監修

宮崎 寿治

ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。

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