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ウォーターサーバーはクリーニングなしでOK!必要ない理由と日常点検の方法を解説

2023.05.31

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ウォーターサーバーは除菌機能や自動クリーニング機能が搭載されているため、基本的には日常のメンテナンスのみで利用できます。
しかし、クリーニングなしで利用することに抵抗、不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ウォーターサーバーがクリーニングなしでも安全に使える理由を解説したうえで、日常点検の方法を説明します。
また、内部で雑菌を繫殖させないためのポイントもご紹介するため、ウォーターサーバーを安全に使いたい方はぜひ参考にしてください。

ウォーターサーバーにクリーニングが必要ない理由

ウォーターサーバーには、除菌機能や自動クリーニング機能が搭載されているほか、定期メンテナンスの実施によりクリーニングなしで安全に利用できます。

除菌機能を搭載していない機種や、日常点検をきちんとしていないウォーターサーバーは内部の衛生環境が悪化している可能性があります。

除菌機能や自動クリーニング機能が搭載されている

冷却機能により雑菌を増殖しにくくするほか、UV除菌灯の照射による除菌機能や自動クリーニング機能などが搭載されている機種があります。
これにより内部の衛生環境が保たれます。

それだけでは不安な方のために、セルフクリーニング専用キットを販売しているメーカーもあります。
公式サイトでの購入が必要なため、購入を忘れたりメンテナンスが難しい方は、定期メンテナンスを実施しているメーカーのウォーターサーバーがおすすめです。

ウォーターサーバーの仕組みをよく知りたい方は、「ウォーターサーバーってどんな仕組み?安心・安全で便利な仕組みと機能を解説」をご覧ください。
冷水や温水を作る仕組みや、そのほかの機能について解説しています。

定期メンテナンスを実施している

自動クリーニング機能を搭載していないウォーターサーバーの場合、メーカーの定期メンテナンスを受けられることがあります。
メーカーによって定期的に内部までメンテナンスを行うため、より安心して利用可能です。

なお、定期メンテナンスを実施していないメーカーもあります。
その場合、ウォーターサーバーにクリーン機能が搭載されていることが多いです。
タイマーで設定するものや手動で行うものなどさまざまであるため、忘れず定期的にクリーン機能を稼働させましょう。

クリーニングなしでウォーターサーバーを快適に利用するための日常点検方法

クリーニングなしでウォーターサーバーを快適に利用するには、日常点検が欠かせません。
面倒でも、週1回は行いましょう。

日常点検でチェック・掃除するのは、ボトルの設置口・コック周辺・水の受け皿・ウォーターサーバーの背面です。
これらのチェック・掃除を怠ると衛生環境が悪化したり、稼働時に余計な電力が必要になったりするため、各メーカーの公式サイト等で確認し、正しい点検方法で行ってください。

ボトル交換時に設置口を掃除する

サーバー内部に雑菌を侵入させないために、ボトルの設置口を除菌シートなどで拭き取りましょう。
ボトルに水があると手入れできないため、ボトルの交換時にさっと拭いて掃除してください。

このとき、繰り返し使っている布巾などは使用しないでください。
布巾についた雑菌が、設置口から内部に侵入する可能性があります。

コック周辺の汚れを拭き取る

内部に雑菌が入っていなくても、コック部分に雑菌が付着するとそこで増殖してしまいます。

水を使った際にコックに触れたり飲料が飛び散ったりすることがあるため、拭き取るなどして掃除してください。
歯ブラシや綿棒などを使うと、細かい部分まで掃除できます。

水の受け皿を洗う

受け皿に水が溜まると、そこで雑菌が増殖する可能性があります。
受け皿は取り外しできる場合がほとんどのため、取り外して洗剤で洗いましょう。

このとき、乾燥させてからの設置がおすすめです。
使ってそのままの布巾で拭くと付着していた雑菌がついたり、乾燥させずそのまま設置すると水分が残っていたりすることがあります。
せっかく洗った受け皿で、再度雑菌が増殖しないように気を付けましょう。

ウォーターサーバーの背面部分に溜まったほこりを除去する

ウォーターサーバーの背面部分にほこりが溜まると、うまく排熱できなくなります。
背面部分のほこりは掃除機で吸い取り、濡らした布巾などで拭き取ってください。

ウォーターサーバーが高温になっている場合、そのまま触れるのは危険です。
掃除前にコンセントを抜いて少し放置すれば、安全に掃除ができます。

「ウォーターサーバーの電源って切ってもいいの?」と不安に思うかもしれませんが、短時間であれば問題ありません。
掃除後は忘れないように電源をつけましょう。

ウォーターサーバー内部で雑菌を繫殖させないためのポイント

ウォーターサーバー内部で雑菌を増殖させないためには、日常点検以外にも気を付けるべきポイントがあります。
例えば水を早く飲み切ること、電源を切らないこと、長期間使用しない場合は水抜きをすることなどです。

なるべく早く水を飲み切る

賞味期限にかかわらず、開封したボトルはなるべく早く飲み切ってください。
2週間から1か月で使い切ることができればOKです。

一度開封したボトルは、外気に浮遊している雑菌が付着することがあります。
もし雑菌が侵入すると時間の経過とともに増えてしまうため、なるべく早く飲み切りましょう。

電源を切らない

除菌機能や自動クリーニング機能を正常に動作させるために、常に電源を付けておいてください。

電気代が気になり、夜間や外出時に電源を切りたいと思う方もいるかもしれません。
しかし、電源を切ると冷却機能が止まってしまい、雑菌が増殖する可能性があります。
電気代が気になる場合はECOモードに切り替えるなど、搭載されている機能を上手に活用してください。

また、先ほど説明したように、背面を掃除するときなどに少しだけ電源を止めるのは問題ありません。
掃除や運搬など、どうしても電源を切らなければならないとき以外は、常に電源をつけるようにしてください。

長期間使用しない場合は水抜きをする

旅行や出張などで長期間使用しない場合は、水抜きをして電源を落としましょう。

水を抜かないまま電源プラグを抜いた状態にすると、タンク内の水質の変化や劣化が生じる可能性があります。
そのため、ボトルを抜いて冷水タンクと温水タンクの水を必ず抜きましょう。

水抜きの方法は、「ウォーターサーバーは自分でも設置できる?手順と注意点を解説」で詳しく解説しています。
引越し時の運搬や、旅行や出張などで長期間使用しない場合は水抜きが必要となるため、手順を確認して実施してください。

ウォーターサーバーはクリーニングなしで安全に利用できる

ウォーターサーバーには、内部の衛生環境を維持するための構造や機能が搭載されています。
しかし、それ以外にも高い品質の原水を使用したり、定期メンテナンスなどのサービスを提供していることも大きな理由の1つでしょう。

例えば、天然水のウォーターサーバーが利用できる「リセットタイム」では、不純物をほとんど含まない高品質な原水を使用するほか、2年に1度、無料で定期メンテナンスを実施しています。

品質管理も徹底しているため、赤ちゃんから年配の方まで安心してご利用いただけます。

不純物をほとんど含まない高品質な原水

リセットタイム」が提供する天然水は、島根県浜田市金城町の地下700mから採水した高品質な原水です。
不純物をほとんど含まないため、熱を一切加えない非加熱での処理が可能となっており、自然のミネラルをたっぷりと含んだ天然水を提供しています。

また、大量に摂取すると体に影響を及ぼす可能性のある「硝酸態窒素」や「放射性物質」を含みません。
さらに徹底した品質管理により、高品質な天然水をフレッシュかつ安全な状態でお届けしています。

定期メンテナンスで安心

メーカーによってはメンテナンスを有料で行うこともありますが、「リセットタイム」では2年に1度、10,000円相当のメンテナンスを無料で実施しているため、ランニングコストの削減に繋がる点もメリットです。
日常点検では手の届かない部分までメンテナンスするため、「本当に大丈夫なのかな?」と不安な方でも安心です。

 

まとめ

「ウォーターサーバーはクリーニングなしで利用できるの?」と不安な方のために、ウォーターサーバーがクリーニングなしで利用できる理由を解説し、日常点検の方法や雑菌を増殖させないためのポイントをご紹介しました。

ウォーターサーバーはクリーニングなしで利用できますが、日常点検が不可欠です。
面倒でも週に1回は行い、ウォーターサーバーを清潔に保ちましょう。

日常点検のほか、雑菌を増殖させないことも重要です。
開封したボトルはなるべく早く飲み切り、常に電源を付けるようにしましょう。

なお、電源プラグを抜いて長期間使用しない場合、タンク内の水質の変化や劣化が生じる可能性があります。
その場合は、タンクの水抜きをしておきましょう。

それでも不安な方は、定期メンテナンスを実施しているメーカーのウォーターサーバーがおすすめです。
例えば「リセットタイム」では、2年に1度、10,000円相当のメンテナンスを無料で実施しています。
手の届かない部分までメンテナンスするため、日常点検だけでは不安な方でも安心です。

 
宮崎 寿治

執筆監修

宮崎 寿治

ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。

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