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ウォーターサーバーを延長コードに繋げる際の正しい使い方|おすすめの延長コードをご紹介

2023.07.24

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ウォーターサーバーは、延長コードに繋げて使用することができます。
直接電源プラグをコンセントに繋ぐのが理想的ですが、設置場所の近くにコンセントがない場合は仕方ありません。

しかし、ウォーターサーバーに延長コードを使用する際は、注意が必要です。
足を引っかけて転倒したり、間違った使い方をして火災に繋がったりすることもあるため、延長コードは正しく使いましょう。

この記事では、ウォーターサーバーに延長コードを使う際の正しい使い方を解説しています。
ウォーターサーバーにおすすめの延長コードの種類もご紹介していますので、どんな延長コードを使用すればよいかわからない方は参考にしてください。

目次

ウォーターサーバーは延長コードの使用OK!アース線はなくても大丈夫?

ウォーターサーバーは、延長コードを使っても問題ありません。
使用する場合は、ワット数を確認してから延長コードを選びましょう。

なお、ウォーターサーバーの消費電力は冷水が約80W、温水は約350Wが一般的です。
ウォーターサーバーのみ延長コードに繋げる場合は問題ありませんが、ほかの家電も繋げる場合は合計ワット数を必ず確認してください。

また、ウォーターサーバーのアース線が届かない場合は繋げなくても使用可能です。
アース線は漏電対策として付けるものであるため、繋げなくても使用できます。

ただし、漏電による感電を避けるために雷ガードを設置するなどの対策が必要です。
詳しくは「アース線がない場所でウォーターサーバーを使用するには?注意点を解説」をご覧ください。

ウォーターサーバーの延長コードの正しい使い方

東京消防庁によると、令和3年新宿消防署管内の電気器具関係の火災は全体の47%を占めています。

電気器具関係の火災の原因は、トラッキング、ショート、接触部過熱、過電流などコンセントに関するものが多いです。
火災を防ぐために、ウォーターサーバーの延長コードは正しく使いましょう。

家具で延長コードを踏まない

コードを踏むと、コード表面や内芯の損傷により火災の原因となる可能性があります。
そのため、家具や家電でコードを踏まないよう注意しましょう。

また、延長コードを束ねたり折り曲げたりしてもいけません。
大きな電流が流れたときに発火する恐れがあります。

タコ足配線にしない

タコ足配線とは、延長コードや電源タップを使用してコンセントより多い数のコードを繋げることです。
コンセントからたくさんのコードが伸びており、タコの足のように見えます。

タコ足配線がすべて悪いわけではありませんが、怖いのはタコ足配線によって決められた容量以上で使用することです。
容量以上に使用すると過電流になり、発熱して火災の原因になります。

火災を防ぐためには、延長コードのタップに記載されている合計ワット数を確認して使用しましょう。
もちろん、使用する家電の合計ワット数の計算もしてください。

コンセント周りにほこりを溜めない

コンセントにほこりが溜まっていると、トラッキング現象が起こりやすいです。

トラッキング現象とは、コンセントに差したプラグの周りについたほこりが小さなスパークを繰り返すことにより、電気回路が形成されて出火する現象のことを指します。

トラッキング現象による火災を防ぐためには、ほこりが溜まらないよう掃除したり、使わないプラグを抜いたりしましょう。
定期的に掃除してほこりを取り除いておけば、トラッキング現象は発生しません。

足に引っかかるような配置にしない

通路にまたがるよう延長コードを配置していると、足が引っかかり危険です。
転倒しなくてもプラグがコンセントから少し外れてしまい、過熱して火災の原因になってしまいます。

こうした火災を防ぐためにも、プラグがコンセントから外れないようしっかりと差し込んだり、足で引っ掛けないよう壁側に固定したりして配置を工夫してください。

漏電対策をする

雷や停電などが原因で、漏電してしまうことがあります。
漏電した家電に触れると電流が体に通って危険なため、必ず漏電対策をしましょう。

ウォーターサーバーの場合はアース線を取り付けたり、コンセントに雷ガードを付けたりするのがおすすめです。

ウォーターサーバーにおすすめの延長コード

「結局どんな延長コードに繋げればいいの?」とお悩みの方のために、おすすめの延長コードをご紹介します。
なお、ウォーターサーバーは常に電源を入れる必要があるため、スイッチ付きのものはおすすめしません。

差込口が2口以上

延長コードには1口のものもありますが、コンセントに空きがなく雷ガードが付けられない場合は2口以上がおすすめです。
1つにウォーターサーバーの電源タップ、もう1つに雷ガードを取り付ければ漏電対策ができます。

アース線が取り付けられるのであれば、残った差込口はワット数の低い家電を使用してもよいでしょう。

雷ガード機能付き

アース線が付けられない場合、雷ガード機能付きの延長コードがおすすめです。
雷ガード機能が搭載された延長コードであれば、コンセントに漏電防止の雷ガードを付ける必要がありません。

ただし、効果があるのは1回のみです。
落雷などにより漏電してしまったら、新しいものに買い替えてください。

防水扉付き

水やほこりをガードする、防水扉がついている延長コードも多いです。

差込口の穴に扉がついているため、水やほこりが入りにくくなっています。
そのため、水を多く使うキッチンで利用したい方や、ほこりが差込口に入らないか心配な方にもおすすめです。

便利なウォーターサーバーなら「リセットタイム」がおすすめ

「延長コードが使用できて便利な機能が搭載されているウォーターサーバーが欲しい」
「電源に関する心配はなくなったから、ウォーターサーバー本体やサービスを重視したい」

このような方はリセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
チャイルドロックはもちろん、冷水・温水が各3段階で調節できるほか、レンタル料・配送料・メンテナンス料が無料で利用できます。

チャイルドロック付きで安心

小さい子どもがいる家庭では、子どもがいたずらしてやけどしないか心配になることでしょう。

しかし「リセットタイム」のウォーターサーバーは、チャイルドロックがついているので安心です。
冷水のようにレバーを押しただけでは、温水が出ないようになっています。

冷水・温水が各3段階で調節できる

冷水と温水が出るウォーターサーバーは多いですが、「リセットタイム」のウォーターサーバーは各3段階で温度を調整できます。

冷水は5℃・8℃・10℃、温水は80℃・85℃・90℃が利用可能です。
ボタン1つで簡単に調整でき、欲しい温度の水やお湯をすぐに出せます。

レンタル料・配送料・メンテナンス料が無料

リセットタイム」のウォーターサーバーは、レンタル料・配送料・メンテナンス料が無料で利用できます。
毎月かかる料金は水代のみのため、お得においしい水を飲みたい方には特におすすめです。

 

まとめ

ウォーターサーバーは延長コードで繋げても問題ありません。
しかし、アース線が繋げない場合はしっかりと漏電対策をしてください。

漏電対策はコンセントに雷ガードを取り付けたり、雷ガード機能搭載の延長コードを使用したりしてできます。

延長コードを正しく使い、ウォーターサーバーを快適に利用しましょう。

有馬 直之

執筆監修

有馬 直之主任

2018年より無添加・オーガニック・健康に拘った天然水を追い求め、天然水法人営業担当として活動。全国の天然水を飲み比べ、よりよい安心安全な天然水の情報をお客様にお届けするために奔走。現在、アクアソムリエの資格を目指し奮闘中。

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