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ペットボトルの水には種類がある!種類別に目的に合う水をご紹介

2023.09.25

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ペットボトルの水といえば天然水をイメージするかもしれません。

しかし、温泉水やRO水、海洋深層水もペットボトルで販売されていることもあります。
これらの成分は全く異なるため、どの水が自分に合っているかわからない方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、ペットボトルで飲める水の種類について解説し、種類別に目的に合う水をご紹介します。
自分の好みや理想に合った水を飲みたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ペットボトルで飲める水の種類

ペットボトルで飲める水の種類は、主に「天然水」「温泉水」「RO水(純水)」「海洋深層水」の4つです。
温泉水も天然水ではありますが、両者に含まれるミネラル成分に特徴があるため、本記事では分けて考えています。

天然水

天然水=ミネラルウォーターと思う方も多いですが、天然水=ナチュラルミネラルウォーターです。
ミネラルウォーターの種類は以下の4つです。
原水と処理方法によって分類されています。

  • ナチュラルウォーター
    特定の水源から採水している地下水です。
    処理方法としてろ過処理や過熱殺菌処理のほか、複数の原水を混合していたり、ミネラル分を調整している場合があります。
  • ナチュラルミネラルウォーター
    特定の水源から採水されている地下水です。
    地中でミネラル分が溶解した地下水で、沈澱、ろ過、加熱殺菌以外の処理をしていないものをさします。
  • ミネラルウォーター
    ミネラル分を含んでいるお水の総称です。
    ミネラルを人工的に添加してもミネラルウォーターと呼ぶことが出来ます。
  • ボトルドウォーター
    水道法で規定されている基準「飲用適」と認められている水のことです。
    水の処理方法が限定されておらず、水道水と同等のものです。

ナチュラルミネラルウォーターは特定の水源から採水されているため、公式サイトで採水地を確認するとよいでしょう。

なお、以下のメーカーなどで天然水のペットボトルが購入できます。

  • リセットタイム
  • さひめの泉
  • ぞっこん四国
  • 日田天領水
  • 白川水源のミネラルウォーター
  • earth water

温泉水

温泉水のペットボトルは、天然水の中でも温泉水であることを売りとしている商品です。
採水地は、鹿児島県垂水市にある垂水温泉や静岡県の観音温泉などがあります。
水の分子が細かく浸透しやすいことやゲルマニウム含有量が多いこと、超軟水であることなどが特徴です。

なお、以下のメーカーなどで温泉水のペットボトルが購入できます。

  • 温泉水99
  • 飲む温泉観音温泉
  • 美豊泉
  • 財宝

RO水(純水)


RO水とは、逆浸透膜(RO膜)によって不純物がろ過された水のことです。
不純物を含まないことから純水と呼ばれますが、RO膜を用いてろ過されたものをRO水と呼びます。

また、RO水はミネラルを含めた不純物をすべて取り除くことが特徴ですが、メーカーによっては後からミネラルを添加することもあります。

なお、以下のメーカーでRO水が購入可能です。
原水が天然水のものもあれば、海洋深層水を使用しているメーカーもあります。

  • R.O.ピュアウォーター
  • クリンスイ
  • 赤穂化成

海洋深層水

海洋深層水とは、陸棚外縁部以深にある海水の総称です。
陸棚外縁部は水深約200~300mにあります。

海は水深200mより深くなると太陽光線が海水に吸収され、植物性プランクトンによる光合成が行われません。
その結果、分解力が優勢となり、無機栄養塩類が蓄積されます。
そのため、海洋深層水は窒素・リン・ケイ素などのミネラル分を多く含むことが特徴です。

また、陸や大気からの菌や化学物質によって汚染されることはなく、性質が安定しています。

なお、以下のメーカーで海洋深層水が購入できます。

  • DHC海洋深層水
  • 赤穂化成

ペットボトルの水の種類「天然水・温泉水」がおすすめな方

「水の味にこだわりがある」
「自然のミネラルを取り込みたい」
「健康・美容面で注目されているミネラルを取り込みたい」

このように考えている方は、天然水または温泉水のペットボトルがおすすめです。
自然のミネラルを含んでいるほか、産地によっては健康・美容面で注目されているミネラル分が入っていることもあります。

水の味にこだわりがある

「特にこの産地の水がおいしい!」など、水の採水地や味にこだわりがある方もいるでしょう。
そうした人がコスパよく水を飲むには、市販の天然水を買うよりも定期コースで購入するのがおすすめです。

いきなり定期コースを契約するのに抵抗があれば、まずは単品で注文するとよいでしょう。
水の味を確かめてから決められるよう、お試しコースを設けているメーカーもあります。

自然のミネラルを取り込みたい

天然水を扱うウォーターサーバーのメーカーでは、原水に含まれるミネラルが残るように処理していることもあります。
この場合、自然のミネラルがたっぷりと含まれているため、人工的に追加されたミネラルではなく、自然のミネラルにこだわりたい方におすすめです。

健康・美容面で注目されているミネラルを取り込みたい

天然水にはシリカやサルフェート、炭酸水素イオンなどのミネラルが含まれていることがあります。
これらのミネラル分は健康や美容によいといわれているため、健康・美容志向が高い方におすすめです。

各メーカーの水に含まれるミネラル分については「ミネラルウォーターが飲めるサーバー5選!成分と含有量を比較」をご覧ください。

ペットボトルの水の種類「RO水」がおすすめな方

「水道水は嫌だけど水代を安く抑えたい」
「天然水のクセが苦手で飲みたくない」
「清潔さを重視している」

このようにお考えの方は、RO水のペットボトルがおすすめです。
天然水よりもRO水の方が価格が低い傾向があるほか、ミネラル分がない商品は硬度が低いためクセがなく飲みやすいです。
また、不純物を含まないため、清潔さを重視する方にもぴったりです。

水代を安く抑えたい

RO水は天然水と比べて、安価になる傾向があります。

その理由は、採水地が限定されている天然水と比べ、RO水は水道水からも作ることが出来るため大量生産が可能だからです。
そのため、RO水は水代を安く抑えたい方におすすめです。

天然水のクセが苦手で飲みたくない

天然水は、採水地によって含まれるミネラルの種類や量が異なります。
そのため、味に敏感な人は違和感やクセを感じてしまうこともあるのです。

しかしミネラル分を含まないRO水であれば、水にクセがないため違和感なく飲めます。
また、不純物も含まれないため、水道水のにおいなどが苦手な方にもおすすめです。

清潔さを重視している

RO水は、逆浸透膜によって不純物が取り除かれた水のことです。
汚染物質はもちろんミネラル分などが入っていないため、清潔さを重視する方には特におすすめできます。

ペットボトルの水の種類「海洋深層水」がおすすめな方

「天然水にはないミネラル分が欲しい」
「性質が安定している水が飲みたい」

このようにお考えの方は、海洋深層水のペットボトルがおすすめです。
水深が深い場所で採水されており天然水にはないミネラル分が含まれているほか、陸や大気からの影響がなく性質が安定しています。

天然水にはないミネラル分が欲しい

海洋深層水は、日本の天然水にはあまり含まれないミネラル分を含んでいます。
メーカーによって含まれるミネラル分は異なりますが、海洋深層水に含まれる成分は約60種類とも80種類以上ともいわれています。

例えばマグネシウムやカリウムなどのミネラル分はもちろん、窒素やリン・ケイ素などの無機栄養塩類などです。
もちろん、問題なく飲めるよう脱塩処理がされています。

性質が安定している水が飲みたい

海洋深層水は水深が深い場所の海水であるため、陸や大気の影響を受けることがありません。
そのため、性質が安定しています。

いつでも同じ品質の水を安心して飲みたいのであれば、海洋深層水のペットボトルを選ぶとよいでしょう。

おいしい天然水を飲みたいなら「リセットタイム」のペットボトルがおすすめ

体によくておいしい天然水を飲みたいのであれば、「リセットタイム」のペットボトルがおすすめです。
弱アルカリ性で体に優しいほか、硝酸態窒素と放射性物質を含まないため安心してお飲みいただけます。

弱アルカリ性で体に優しい

リセットタイム」の天然水は、pH8.0と健康な人の体液に近い弱アルカリ性です。

人の体液は疲労が蓄積されると酸性に傾くため、弱アルカリ性の成分を取り入れることでpH値を弱アルカリ性に戻してあげることが重要になります。

仕事や家事で疲労が溜まっている方は、弱アルカリ性の「リセットタイム」のペットボトルがおすすめです。

硝酸態窒素・放射性物質を含まない

リセットタイム」の天然水は、硝酸態窒素と放射性物質を含みません。
どちらも大量摂取すると体に影響を及ぼす可能性がありますが、「リセットタイム」の天然水には含まれません。
そのため、赤ちゃんから年配の方まで安心してお飲みいただけます。

定期的な放射能検査を実施&公式ホームページで公開

硝酸態窒素と放射性物質に関しては、定期的に検査を実施しています。
放射能検査も2か月に1度実施しているため、安心してお飲みいただけます。

検査結果は公式サイト下部「水質調査のご報告」ページでも公開しておりますので、気になる方はご覧ください。

まとめ

ペットボトルの水の種類は、天然水・温泉水・RO水・海洋深層水があることがわかりました。
それぞれにメリットがあるため、水の味やクセ・価格・成分など、自分の好みに合う水を選んでください。

あまり抵抗なくミネラル分を含んだおいしい水を飲みたいのであれば、天然水がおすすめです。
日本の天然水のほとんどは軟水でクセがないほか、ミネラル分をバランスよく含んでいます。

天然水のペットボトルを継続して飲みたい場合は、「リセットタイム」のようにペットボトルを定期購入できるメーカーがおすすめです。
ウォーターサーバーも取り扱っているため、自宅時間が長い方はこちらを検討してはいかがでしょうか。

宮崎 寿治

執筆監修

宮崎 寿治

ResetTimeのほか、かぞく想いの天然水、純天然アルカリ保存水の担当として営業活動を執り行うかたわら、日々知識をアップデートすべく勉強中。独自の切り口から様々な情報を取り入れ、そこで得た知識を基に記事の監修を行う。得意分野は保存水。

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