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保存水は500mlと2Lどっちがいいの?メリット・デメリットを解説

2022.11.01

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保存水を購入する際、「500mlと2Lはどっちがいいの?」と困ることもあるかと思います。
一般的には500mlのほうが衛生的に利用しやすい傾向がある一方で、2Lのほうがコスパ(コストパフォーマンス)にすぐれている傾向があります。

この記事は500mlと2Lのどちらの保存水を買うべきか悩んでいる方に向け、それぞれのメリット・デメリットやどのような方に適しているのかをご紹介します。

保存水のご購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

保存水は500mlと2Lどっちがよい?

保存水は、主に500mlと2Lの2種類です。
「どっちがいいの?」と聞かれると、どちらにもメリット・デメリットがあるため一概には答えられません。

例えば500mlの保存水は持ち運びがしやすく持ち出し用に便利ですが、2Lの保存水と比べるとコスパは低くなってしまいます。
便利さを求める方にとっては500mlがおすすめですが、コスパを優先する方にとっては2Lのほうがよいでしょう。

もちろん、このほかにもメリット・デメリットはあります。
どちらを購入するか迷っている方は、これからご紹介する500mlと2Lの保存水のメリット・デメリットを比較したうえで検討してください。

500ml保存水のメリット・デメリットとおすすめユーザー

便利さや衛生管理のしやすさを優先したい方は、500mlの保存水を検討してはいかがでしょうか。

500mlの保存水は2Lの保存水と比べてコスパや容量は劣りますが、持ち運びや衛生管理が容易です。
防災用の持ち出しリュックをこれから用意したいと考えている方は、500mlの保存水がよいでしょう。

メリット

500mlの保存水のメリットは以下の3点です。
持ち運びが便利であるほか衛生管理が容易であるなど、小さい容量ならではの利点があります。

  • 緊急時の持ち出しに便利
  • コップが不要
  • 早く飲み切れるため衛生的

緊急時の持ち出しに便利

500mlの保存水は、軽いため持ち運びしやすいことがメリットです。
大人はもちろん、子どものリュックにも入れられます。

「子どもにとっては500mlでも重いかも…」と思う方もいるかもしれませんが、小学生以上であれば問題ないでしょう。

小学校へ持っていく水筒は少なくても500ml、夏場は1Lを超える容量です。
本体の重さに水筒の中身がプラスされるため、500gは軽く超えます。
そのため、500mlのペットボトル1本は子どもであっても長距離を移動しない限り負担にはなりません。

また、500mlのペットボトルはリュックに詰めやすいことも利点です。
リュックによっては500mlのペットボトルが入るホルダーがあるため、十分な荷物を詰めたうえでペットボトルの収納場所も確保できます。

コップが不要

500mlの保存水のよい点は、そのまま口をつけて飲めることです。
コップを用意する必要がなくなるため、ごみや洗い物が発生しなくなります。

また、災害時は使用できる水の量が制限されることもよくあります。
貴重な水を必要なだけ使うためにも、洗い物を減らして節水することが必要です。

早く飲み切れるため衛生的

500mlのペットボトルはすぐに飲み切れるため、細菌がそこまで増殖せず衛生的です。

口をつけて飲んだペットボトルは、常温で長時間放置すると細菌が増殖します。
宇都宮市の実験によれば、口をつけた麦茶のペットボトルを放置すると24時間後には細菌がおよそ1mlあたり9,000個まで増えたそうです。
また、細菌のエサとなる糖分が多いミルクコーヒーは48時間放置すると3億個以上の細菌が確認されました。

参考:宇都宮市「口をつけたペットボトル飲料、飲み残しは飲まない方がいい?」https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/eisei/shikenjo/1014682.html

保存水には細菌のエサとなる糖分やたんぱく質がないため、ミルクコーヒーよりは細菌の増殖が少ないでしょう。
しかし、緑茶のようにカテキンなど殺菌・抗菌作用のある物質もありません。
したがって、放置すると麦茶のように細菌が増えてしまう可能性があります。

細菌の増殖を抑えるためにできることは、なるべく早く飲み切ることです。
災害時での衛生管理を優先したい方は、500mlの保存水のほうがよいでしょう。

デメリット

500mlの保存水のデメリットは以下の2点です。
メリットは手軽さ・衛生管理のしやすさでしたが、デメリットでは容量やコスパが挙げられます。

  • 2Lの保存水よりも高い
  • 水をたくさん飲む人には足りない

2Lの保存水よりも価格が高い

500mlの保存水は2Lの保存水よりも価格が高いです。
2Lの保存水よりもペットボトルの使用量が多いため、ペットボトルの素材にかかるコストを考えれば価格が高くなるのは無理もないでしょう。

「ペットボトルの量が増えただけでそこまで高くなるの?」と思う方もいるかもしれません。
通常のペットボトルではそこまで金額に差がないかもしれませんが、保存水はペットボトルの厚さや素材が異なるためどうしても高くなってします。

厚さや素材が違うってどういうこと?と思った方は、「保存水は体に悪い?防災のための水の安全性について徹底解説」をご覧ください。
長期間保存できる理由や保存水の安全性について解説しています。

水をたくさん飲む人には足りない

500mlは1日で飲み切るには難しくない量ではありますが、人によっては少ないこともあるでしょう。
体が大きい人や筋肉量が多い方は発熱量が多いため、1日1L以上の水やお茶を飲む人もいます。
そうなると、たとえ非常時で「飲みすぎないようにしないといけない」と意識していたとしても、500mlでは足りないかもしれません。

毎日水をたくさん飲む方で体力がある方は、500mlではなく2Lの保存水を持ち出し用にしてもよいでしょう。
500mlを数本リュックに入れるよりもかさばらず、その分ほかの荷物を入れられます。

また、赤ちゃんを連れて避難する場合も500mlでは足りないかもしれません。
個人差もありますが、1~2カ月の幼児に120mlのミルクを6回与えると仮定すると合計720mlとなります。

月齢が高くなるにつれ1回分の量が増えるため、500mlでは到底足りないでしょう。
大人分とあわせて持ち出すことを考えれば、500mlの小さいペットボトルをわざわざ選ぶ必要はありません。

500mlの保存水はこんな方におすすめ

500mlの保存水は、持ち出し用の水を探している方や衛生管理をきちんとしたい方におすすめです。
1人数本持って移動することを考えれば、ケース単位で購入するのもよいでしょう。
1日にどれくらいの量を飲んだかわかるため、飲んだ水の量を把握したい方にもピッタリです。

ただし、非常用のリュックに入れっぱなしにしたり段ボールのまま長期間放置したりすると賞味期限が切れてしまったことに気づかない場合があります。
数年単位の保存が可能だからと安心せず、賞味期限を切らしてしまわないよう注意が必要です。

2L保存水のメリット・デメリットとおすすめユーザー

コスパを優先したい方は2Lの保存水を検討してはいかがでしょうか。

2Lの保存水は500mlの保存水よりも安く、ケースが小さくてかさばらないため省スペースでの保管が可能です。
また、容量が大きいため使い終わった後もさまざまな使い道があります。

重いため簡単に持ち出せませんが、備蓄用としてはよいでしょう。

メリット

2Lの保存水のメリットは以下の3点です。
500mlの保存水と比べると、お財布にやさしく保管しやすいことが挙げられます。

  • コスパがよい
  • 省スペースで保管できる
  • 空き容器の使い道が多い

コスパがよい

2Lの保存水は、同じ容量でも500mlの保存水より安いことが最大のメリットです。

例えば「リセットタイム」の場合、500mlのペットボトルは1本あたり約117.7円ですが2Lのペットボトルは500mlあたり64.8円です。
2Lのペットボトルのほうが明らかにお得なため、コスパが気になる方は2Lの保存水を選ぶとよいでしょう。

同じブランドであれば、500mlでも2Lでも水の品質は変わりません。
水の品質にはこだわりつつも、なるべく安く抑えたい場合は2Lの保存水がおすすめです。

省スペースで保管できる

省スペースで保管できるのも2Lの保存水の特徴です。
2L×6本のケースは500ml×24本のケースよりも箱が小さく、その分省スペースで保管できます。

例えば500mlのペットボトルは横幅が6.5~7.0cmですが、2Lのペットボトルは10.0~10.5cmです。 500mlのペットボトルは6本×4列、2Lのペットボトルは3本×2列で梱包されていると仮定しましょう。
その場合500mlのケースは横幅が39~42cm、2Lのケースは30~31.5cmとなります。
段ボールの厚さは抜いていますが、この計算だけで10cm近くも差があるため2Lのケースの方が省スペースで保管できることは明らかです。

「水を備蓄したいけれど収納場所がない!」とお困りの方は、「ウォーターサーバーの水の収納場所は?具体的な場所やボトルラックのDIY方法を解説」をご覧ください。
場所を取ってしまうウォーターサーバーの水の収納場所について解説しています。

ウォーターサーバーの水のストックと保存水のケースは形が異なりますが、保存する環境の条件は同じです。
保存水をどこで保管すればよいかわからない方は、ぜひ参考にしてください。

空き容器の使い道が多い

容量の大きさを活かせば、空き容器もさまざまなことに使えます。
例えば以下の使い道です。

  • 給水用のペットボトル
  • シャベル
  • 簡単なろ過装置
  • じょうろ
  • ランタン

給水時に活用することはもちろん、ハサミやカッターで本体をななめに切れば片手で使えるシャベルになります。
砂や砂利を活用すれば、簡単なろ過装置を作ることもできるでしょう。
また、小さな穴を複数あければじょうろになり、水を入れた状態で下からライトを当てればランタンにもできます。

このほかにも、水圧と空気圧を利用して作るペットボトルサーバーとして活用するのもおすすめです。
ペットボトルサーバーとはペットボトル式のウォーターサーバーではなく、ペットボトルで手作りするサーバーを指します。

作り方は簡単で、水を入れた状態でキャップを締めてペットボトルに小さい穴をあければ完成です。
キャップをひねってペットボトルの内部に少し空気を入れると穴から水が出てくるため、手を洗うときなど両手で水を触りたい場合に役立ちます。

デメリット

2Lの保存水のデメリットは以下の2点です。
容量が大きいことはメリットでもありますが、反対にデメリットも発生してしまいます。

  • 重いため運びにくい
  • 直接口をつけて飲むには向かない

重いため運びにくい

2Lの保存水は重いため持ち出しには不向きです。
また、体積が大きいためリュックにほかに必要なものが詰められません。
場合によっては荷物になってしまうこともあるでしょう。

それでも2Lの保存水を運びたいときは、背中に近い上側に配置してください。
重心を上にすることで軽く感じるため、楽に運ぶことができます。

図で表すと以下のようになります。

引用:警視庁「重い物が軽くなる(?)方法」https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/saigai/yakudachi/outdoors/1009569114124251136.html

軽いものはなるべく体から遠い場所に、重いものは体に近い上側に配置するとよさそうです。
ただし、袋詰めされている非常用のパンなどつぶれたら困るものがあれば、配置には十分気をつけてください。

直接口をつけて飲むには向かない

1日で無理なく飲み切れる量ではないため、直接口をつけて飲むには向きません。
また、重いため直接口をつけて飲むとこぼれてしまい水が無駄になることもあります。

1日で飲み切れず放置することになれば、細菌が増殖してしまうでしょう。
細菌が増殖した水を飲めば、お腹を壊してしまうこともあります。

災害・避難時は断水や交通が妨げられる可能性もあるため、いつものようにトイレや病院を利用できないかもしれません。
無事に乗り切るためにはコップに分けて飲むか、500mlの保存水を用意しましょう。

2Lの保存水はこんな方におすすめ

2Lの保存水は備蓄用の保存水を探している方やコスパ重視の方におすすめです。
500mlの保存水よりも安く購入できるほか、自宅で多くの水を備蓄できます。

また、料理用や飲用として普段から使う水にするのもおすすめです。
災害時にいつもと同じ水が飲めれば体が慣れているため、余計なストレスをかけてしまう心配が減ります。
いつも新しい水を備蓄しておくためにも、普段から使うようにするとよいでしょう。

保存水には自然のミネラルが豊富な天然水がおすすめ

「数年前に購入した水っておいしいの?」
「ずっと放置していた水は少し抵抗があるかも…」

このようにお悩みであれば、天然水をボトリングした保存水がおすすめです。
自然のミネラルをたっぷり含んでいるため体にやさしく、非常時でもおいしく飲めます。

天然水の保存水をお探しの方は、「リセットタイム」のペットボトルがおすすめです。
ウォーターサーバーで提供している天然水を無菌状態でボトリングしており、7年も保存ができます。
500mlと2Lのペットボトルの両方があるため、持ち出し用や備蓄用に保存水をお探しの方は検討してはいかがでしょうか。

非加熱で自然のミネラルたっぷり

リセットタイム」のペットボトルは、天然のミネラルがそのまま詰まっています。
島根県浜田市金城町の地下700mから採水した地下水は、完全非加熱で外気に触れることなく充填されます。
そのため、自然のミネラルをたっぷり詰め込むことが可能です。

また、避難生活で非常食を水で調理することもあるでしょう。
そのときに天然水で調理すれば、少し贅沢な気分になれるかもしれません。
避難生活でかかるストレスを少しでも軽減するためにも、おいしい天然水がおすすめです。

リセットタイム」では2Lのペットボトルを定期でご購入いただくと、500mlあたり約64.8円となります。
天然水1本の値段としてはとても安く、長期間保存できるため備蓄にはぴったりです。
「水の品質も安さも妥協したくない!」と考えている方には特におすすめしたい商品です。

硝酸態窒素を含まない安全な水

リセットタイム」の天然水は、大量に摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性のある硝酸態窒素を含みません。
また放射性物質も含まないため、赤ちゃんから年配の方まで安心して飲めます。

「天然水だからといって安全とは限らない」
「どうせ購入するのなら天然水の中でも安全性が高いものを選びたい」

このようにお考えであれば、「リセットタイム」をご検討ください。
もちろん、ペットボトルだけでなくウォーターサーバーもご利用いただけます。

定期的に届くため期限切れの心配なし

備蓄用の食料にありがちな「賞味期限切れ」も、「リセットタイム」なら定期的に届くため安心です。
自宅までお届けするため、重い水を運ぶ手間もなく体への負担も軽くなります。

ペットボトルの天然水は月1回、もしくは2カ月に1回配送しております。
一定期間で新しい水が届くため、ローリングストック法で備蓄しやすく管理も簡単です。

お客様のご都合に合わせて配送日やコースを変更することも可能ですので、1週間前までに電話かメールでご連絡ください。

まとめ

保存水の購入を検討している方によくある、「保存水は500mlと2Lどっちがいいの?」という疑問にお答えしました。
持ち出し用の保存水を検討している方や衛生管理を重視したい方は500ml、備蓄用の保存水を探していてコスパを重視する方は2Lの保存水がおすすめです。

しかし、どちらにもデメリットはあります。
500mlの保存水は容量が小さいことや値段が高くなる傾向があること、2Lの保存水は大きくて重いことや、直接口をつけて飲みにくいことなどです。

「値段が少々張っても問題ない」
「重くても体力があるためカバーできる」

このように、デメリットが打ち消せるのであればどちらを選んでもよいでしょう。
備蓄を始めると継続した出費があるため、お財布とよく相談することも重要です。

水の品質にもコスパにもこだわりたい方は、「リセットタイム」のペットボトルはいかがでしょうか。
天然水が7年も保存可能なほか、2Lのペットボトルは500mlあたり64.8円と安く抑えられます。
定期的に自宅まで届くため知らない間に期限が切れてしまう心配もなく、家まで重い水を運ぶ手間もかかりません。

備蓄用・持ち出し用の保存水をお探しの方は、「リセットタイム」のペットボトルを検討してはいかがでしょうか。

中尾 尚喜

執筆監修

中尾 尚喜営業

2020年より長年関わってきたフード業界と全く経験のない営業職に挑戦。ウォーターサーバーメーカー i・ライフソリューションズにて、「ResetTime」の法人営業にゼロから務める。自然の恵みであるアルカリ生天然水 ResetTimeの美味しさを知り、天然水の良さをより多くの人に知ってもらいたいという想いで日々、挑戦中。

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