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賞味期限切れでもOK?水道水・天然水・湧き水の保存期間を解説

2023.01.16

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水の保存期間は、水道水・天然水・湧き水で異なります。
例えば天然水のペットボトルの場合、一般的な商品であれば1~3年ですが、期保存水であれば5年や7年など、かなり長い期間で保存が可能です。

この記事では水を備蓄したいと考えている方のために、水の保存期間と期限切れ後の用途について解説しています。
市販のペットボトルだけでなく水道水や湧き水についても解説しているため、自宅や職場などで水を保管している方は今一度保存期間を見直してはいかがでしょうか。

水の保存期間はどのくらい?

水の保存期間は、短い順に並べると以下のとおりになります。

  • 湧き水
  • 水道水
  • ウォーターサーバーのボトル
  • 市販のペットボトル
  • 長期保存水

では、それぞれどのくらい保存できるのでしょうか?
商品の場合は未開封、汲み置きの場合は口をつけて飲んでいないとして解説します。

湧き水

湧き水の保存期間は、常温で3日間程度です。
ここでの「湧き水」とは、自分で採取した水を指します。
湧き水は温泉地や名水地などで自由に汲めるため、付近にお住まいの方は頻繁に汲みに行くことも多いです。

しかし、湧き水は消毒されていません。
名水地だから」と安心して飲む人もいますが、水道水より安全性が低くなります。
土地管理者による水質検査が行われていないケースも多いため、飲むのは自己責任となります。

そのため、湧き水は沸騰させてから飲みましょう。
備蓄する場合は、水道水の保存と同様になるべく空気に触れさせず、口元いっぱいまで入れてください。
常温で3日程度は持つため、毎日もしくは2日ごとに新しい水に入れ替えるとよいでしょう。

水道水

水道水の塩素の消毒効果は、常温で3日間、冷蔵庫では10日程度継続します。
この場合、「沸騰をしない」「直射日光を避ける」ことがポイントです。

魚を飼っている方はご存じだと思いますが、水道水を6~24時間日光にあてればカルキ抜きができます。
えら呼吸の魚にとってカルキは有害なためカルキ抜きが必要ですが、塩素による消毒効果は消えてしまいます。

人間が汲み置きして備蓄するには塩素を残したままの状態にすることが非常に重要です。
塩素は沸騰してもなくなってしまうため、沸騰や直射日光によって塩素が失われないよう冷暗所で保存しましょう。

水道水を汲み置きする際は、清潔で蓋のできる容器に蛇口から直接注ぎ、口元いっぱいまで入れてください。
水道水が空気に触れると急激に残留塩素の濃度が下がるため、「なるべく空気に触れさせない」ことが大切です。

ウォーターサーバーのボトル

ウォーターサーバーのボトルの賞味期限は、未開封の場合6か月であることが多いです。
段ボールの外側やボトルのラベルに表記されていることが多いため、気になる方は確認しましょう。

ウォーターサーバーの水の賞味期限について詳しく知りたい方は、「ウォーターサーバーの水の賞味期限はいつまで?期限切れの水の活用方法も紹介」をご覧ください。

市販のペットボトル

市販のペットボトルの保存期間は、冷暗所で1~3年ほどです。
ペットボトルの水には天然水やミネラルウォーターなどがありますが、種類によって保存期間が長くなることはありません。
商品によって異なるため、ラベルに書いてある賞味期限を確認してください。

なお、ペットボトルにはわずかな気体透過性があります。
この性質の問題は、「徐々に中身の量が減る」「外部のにおいが水に移る」ことです。

中身が減って空気に触れたりにおいが移ったりすると、水質が変化することも考えられます。
安心して水を飲むためには、早めに飲むとよいでしょう。

長期保存水

長期保存水とは、5年・7年・15年と長期間にかけて保存できる水のことです。
市販のペットボトルより素材が厚く、気体透過性が低いため賞味期限を長く設定できます。

内部に空気を入れにくく、においも移りにくいため、備蓄するには一番おすすめの水です。
商品によっては、製造から10年が経過してもpH・硬度・ミネラル成分がまったく変化しないものもあります。
数年にわたって保存が可能なため、頻繁に買いなおしたくない人は長期保存水を備蓄するとよいでしょう。

保存期間が過ぎた水はどうしたらいい?

保存期間が過ぎた水は、未開封の場合は飲んでも問題ない場合もあります。
しかし、開封済みであれば飲んだり料理に使ったりしないでください。
水としては使えるため、生活用水として利用するとよいでしょう。

未開封の場合は飲んでもOK

風味は落ちるものの、賞味期限が切れたばかりの水は飲んでも問題ありません。
ただし、未開封のものに限ります。

ペットボトルの水の賞味期限とは「おいしく飲める期限」ではありません。
「表示された容量を確保できる期限」となるため、冷暗所で保管していれば期限を過ぎても飲めます。

長期保存水であれば、製造から10年経過後もpH・硬度・ミネラル成分にまったく変化がない商品もあるほどです。

しかし、ペットボトルには気体透過性があります。
長年放置していると内部に空気が入ったり保管場所のにおいが移ったりすることもあるため、できれば賞味期限内に消費してください。

開封済みの場合

開封済みの場合、飲用や料理に使うのはおすすめできません。
水としては使用できるため、生活用水として利用するとよいでしょう。

飲用水としては使用不可

賞味期限にかかわらず、開封して数日が経過した水は飲まないでください。
空気中の雑菌が混入している可能性があります。

口をつけて飲めば口腔内の雑菌が入って増殖するため、そのまま放置しないでください。

生活用水としては使用可

未開封でも飲んだり料理に使うことに抵抗があったり、開封してかなりの日数放置している水は生活用水として活用するとよいでしょう。
例えば植物の水やりや掃除などです。

災害で断水になれば、飲用・料理以外の水も大量に必要になります。
トイレが水洗であれば流せなくなりますが、そこで活用できるのが開封済みの水です。
用を足した後、勢いよく注げばきれいに流せます。

カセットコンロで水を沸かせば非常食を温められるため、そのような使い方もおすすめです。

備蓄用の水は長期保存水がおすすめ

備蓄用の水をお求めであれば、長期保存水がおすすめです。
水道水や市販のペットボトルよりも賞味期限が長く、数年にわたって保存できます。

しかし、長期保存水は商品数が多くどれを購入すればよいかわからなかったり、うっかり期限を過ぎてしまったりしないか心配な方も多いでしょう。
そのような方には、「リセットタイム」のペットボトルがおすすめです。

最大7年保存可能

リセットタイム」のペットボトルは、最大7年保存可能です。
賞味期限が長いため、頻繁に交換する必要はありません。

また、長期間の保存が可能ということはペットボトルの素材が厚いということです。
気体透過性が低くにおいが移りにくいため、冷暗所で保管すれば数年後もおいしく飲めます。

無菌ボトリングで安心

リセットタイム」では品質管理を徹底しています。
地下700mから採水した地下水はクリーンルームで外気に触れることがないため、とても清潔かつフレッシュです。

無菌状態でのボトリングとなり、雑菌や異物の混入を許しません。
クリーンルームでは製品検査も行っており、厳しい衛生チェックをクリアした商品だけを出荷しています。

定期コースで買い忘れなし

「賞味期限が長いとうっかり期限切れにしてしまいそう…」と不安な方もいるでしょう。
リセットタイム」のペットボトルには定期コースがあります。
毎月または1か月おきにお届けするため、買い忘れを心配することはありません。

定期コースの料金は以下の通りです。

  • 500ml×24本×2ケース…5,652円
  • 2L×6本×2ケース…3,100円

水の味を確かめてから定期コースを契約するか考えたい方は、お試しコースをご検討ください。
送料無料で、500mlと2Lのペットボトルをご購入いただけます。
お試しコースの料金は以下の通りです。

  • 500ml×24本…3,532円
  • 500ml×24本×2ケース…6,358円
  • 2L×6本…1,944円
  • 2L×6本×2ケース…3,500円

まとめ

水道水・市販のペットボトル・ウォーターサーバーのボトル・長期保存水・湧き水の保存期間を解説しました。

では、改めておさらいしましょう。
それぞれの保存期間・賞味期限は以下のとおりです。

  • 湧き水…常温で3日程度
  • 水道水…常温で3日、冷蔵庫で10日程度
  • ウォーターサーバーのボトル…半年(メーカーにより異なる)
  • 市販のペットボトル…1~3年
  • 長期保存水…5~15年(メーカーにより異なる)

ボトリングされている商品は半年から数年保存できますが、水道水と湧き水は数日しか持ちません。
水道水と湧き水は安価で手軽に入手できますが、備蓄するのであればボトリングされている商品を選びましょう。
ボトリングされている商品はろ過や加熱処理が施してあり、雑菌や異物が混入しないよう清潔な環境でボトリングされています。

備蓄用の水として特におすすめなのは、長期保存水です。
数年にわたり保存できるため、頻繁に交換する必要はありません。
未開封かつ冷暗所で保管していれば、期限を過ぎても飲めます。

期限切れが心配な方やおいしい水を備蓄したい方は、「リセットタイム」のペットボトルがおすすめです。
定期コースで購入すれば、期限切れや買い忘れを心配する必要はありません。

お試しコースもあるため、水の味を確かめてから定期コースに切り替えることもできます。
「おいしい水を飲みたいけれどいきなり定期コースは契約したくない!」という方は、まずはお試しコースをご検討ください。

中尾 尚喜

執筆監修

中尾 尚喜営業

2020年より長年関わってきたフード業界と全く経験のない営業職に挑戦。ウォーターサーバーメーカー i・ライフソリューションズにて、「ResetTime」の法人営業にゼロから務める。自然の恵みであるアルカリ生天然水 ResetTimeの美味しさを知り、天然水の良さをより多くの人に知ってもらいたいという想いで日々、挑戦中。

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