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天然水で氷を作ったらダメ?NGな理由と注意点を徹底解説

2023.01.25

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「天然水で氷を作ってはダメ!」と聞いたことはありませんか?
その理由は自動製氷機の故障に繋がる可能性があること、菌が増殖して氷が臭くなることがあるからです。

市販の氷は密閉して保存すれば問題なく使えますが、家で作る氷はそうはいきません。
工場のように無菌状態で製造していないため、異物や菌が混入しやすくなります。

では、天然水で作った氷を楽しむにはどうしたらよいのでしょうか?
天然水で氷を作ってはいけない理由をさらに解説しつつ、天然水で氷を作るときの注意点をご紹介します。

「天然水で氷を作るのはダメ」といわれる理由

氷のアレンジレシピを調べた際、「天然水で氷を作ってはダメ!」と書かれているのを見たことはありませんか?

これを聞いて「どうして作ってはいけないの?」と思ったことがある方もいるでしょう。
「天然水の氷も売られているじゃない」と疑問に思う方のために、天然水で氷を作ってはいけない理由を解説します。

なお、氷を天然水で作る以外にもやってはいけないことはあります。
家に天然水のウォーターサーバーがあり、いろいろな用途に使っている方は、「ウォーターサーバーの基本的な使い方解説!いろんな使い道も紹介」をご覧ください。
もしかすると、間違った使い方をしているかもしれません。

自動製氷機の故障に繋がる

天然水で氷を作ろうとした際、冷蔵庫にある自動製氷機の給水タンクに天然水を入れることでしょう。
しかし、これは自動製氷機の故障に繋がる可能性があります。

天然水はミネラル分が水道水よりも多く含まれています。
ミネラルは冷えたり温めたりすると結晶化する性質があるため、長時間給水タンクに放置していると結晶化してしまうのです。

こうして結晶化したミネラルは、給水パイプにこびりついて故障を引き起こしたりします。
給水パイプを取り外しできる冷蔵庫であれば簡単に修理できるかもしれませんが、そうでない冷蔵庫であればメーカーに預けて修理することになるかもしれません。

菌が増殖し臭くなる

きれいなイメージのある天然水ですが、自宅で氷にすると細菌や異物が混入しやすくなります。
細菌が入れば内部で増殖し、氷が臭くなってしまうかもしれません。

なぜ天然水で作ると細菌や異物が混入する可能性があるのかというと、天然水は水道水に比べると消毒されていないからです。
水は外気に触れるだけでも細菌や異物が混入することもあり、それを消毒する成分もないため細菌が増殖して氷が臭くなってしまう可能性があるのです。
水道水は塩素によって消毒されており、消毒効果を維持するための残留塩素もあるため、水道水は時間が経っても安全に保管できます。

天然水で氷を作るのが「ダメ」ではない場合もある

「天然水で氷を作ってはいけない」とはいいましたが、最近では冷蔵庫が進化して天然水でも氷を作れる機種が発売されています。
給水タンクだけでなく製氷皿や給水パイプなどが簡単に取り外せるようになっているため、パイプ内で結晶化しても簡単にメンテナンスできるからです。

また、製氷皿だけで作る場合も有効です。
なるべく早く消費する必要がありますが、自動製氷機の故障を心配しなくてよくなります。

天然水で氷を作る際の注意点

天然水で氷を作りたいのであれば、以下のポイントに注意しましょう。
これらのポイントに気をつければ、自動製氷機の故障を予防したりおいしい氷を作れたりできるようになります。

しっかりメンテナンスする

先ほども説明しましたが、最近では天然水で氷を作れる冷蔵庫もあります。

製氷皿や給水タンクを取り外して隅々まで洗えるため、衛生的に保つことができるのです。 このようにしっかりとメンテナンスできるのであれば、天然水で氷を作っても問題はないでしょう。

なお、天然水で氷を作れる冷蔵庫でも硬水の使用を禁止しているメーカーがほとんどです。 外国産の硬度の高い天然水ではなく、硬度の低い軟水がおすすめです。

軟水を使う

天然水に含まれるミネラル分が多いと結晶化してこびりつくため、ミネラルが少ない軟水がおすすめです。
ミネラルが少なければ、結晶化してもパイプにつく量が減ります。

ただし、給水タンクに長時間放置しないようにしましょう。
長時間冷えた状態にするとタンク内で結晶化したり、細菌が増殖したりする可能性があります。
氷を作りたいときにだけ給水し、作らないときは製氷を停止して給水タンクを空にしてください。

製氷皿で凍らせる

製氷皿でゆっくりと凍らせば、天然水でもきれいな氷が作れます。
-4℃から-10℃ほどに設定すればゆっくりと凍るため、溶けにくい氷を作れることもメリットです。

冷凍温度を調節するには庫内にある「冷凍庫温度調節つまみ」を使用するか、ドアにある調節ボタン、パネルで冷凍庫温度を調整しましょう。

なお、製氷皿は毎回掃除してください。
食器のように洗剤で洗って乾燥させるのが理想ですが、さっと洗って乾かすだけでもOKです。

冷水をすぐ飲みたいならウォーターサーバーがおすすめ

「キンキンに冷えたドリンクが飲みたい!」
「冷蔵庫で冷やすだけでは冷たさが足りない!」

夏の暑い日はこういった声も多く、コップに氷をたくさん入れて飲む方もいます。
しかし、こうしたときに限って氷が切れてしまいイライラした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

すぐに冷たい水を飲みたいときは、ウォーターサーバーがおすすめです。
例えば、「リセットタイム」のウォーターサーバーは一番低い温度で5℃の冷水がすぐに出てきます。

冷蔵庫は場所によって温度が変わりますが、ウォーターサーバーはそうではありません。
温度調節機能を使えばいつでも安定した温度の水を出せるため、すぐに冷たい水を飲みたい方も温かいお湯を使いたい方にもピッタリです。

冷水・温水が各3段階で調整可能

リセットタイム」のウォーターサーバーは冷水が5℃・8℃・10℃、温水は80℃・85℃・90℃に調整可能です。
ボタンを押すだけで簡単に調整できるため、水を冷やしたりお湯を沸かしたりする時間を短縮できます。

高温の温水がすぐに出る機種であれば「子どもが触っても大丈夫かな」と心配になるかもしれません。
しかし、その心配はいりません。
チャイルドロック機能が付いているため、お子様がいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

無料メンテナンスで安心

リセットタイム」では、10,000円相当のメンテナンスを2年に1度実施しています。
定期的にメンテナンスするため、内部の状態が気になる方も安心してお使いください。

「メンテナンス時期を忘れてしまうのではないか」と心配な方でも大丈夫です。
メンテナンス時期になれば、封書にてご案内します。

減容タイプのボトルで衛生的

ウォーターサーバーは設置したボトルから使っただけ水が減るのが目に見えるため、水が循環せず停滞していることに不安を感じる方もいるでしょう。
「流れる水は腐らない」のことわざから不安に思う方もいるかもしれませんが、「リセットタイム」のボトルは減容タイプのため外気に触れず、内部も清潔に保たれているため安心です。

まとめ

天然水で氷を作ってはいけない理由を解説しました。

自動製氷機で氷を作ると故障の原因になったり、氷が臭くなってしまったりすることがあります。
臭いに関しては氷の製造工場のように無菌で清潔な環境であれば問題ありませんが、家で無菌状態にするのはかなり難しいでしょう。

暑い夏の日にはキンキンに冷えたドリンクをすぐに飲みたい気持ちもわかります。
しかし、もっとおいしくなるかもしれないと思って天然水で氷を作ると、製氷機が故障したり氷が臭くなったりするなどして後悔するかもしれません。

一秒でも早く冷たい水を飲みたい方は、「リセットタイム」のウォーターサーバーがおすすめです。
5℃・8℃・10℃の冷水がすぐに出るため、暑さを吹き飛ばせます。
温水も80℃・85℃・90℃の3段階ですぐに出るため、冬の寒い朝にもピッタリです。

中尾 尚喜

執筆監修

中尾 尚喜営業

2020年より長年関わってきたフード業界と全く経験のない営業職に挑戦。ウォーターサーバーメーカー i・ライフソリューションズにて、「ResetTime」の法人営業にゼロから務める。自然の恵みであるアルカリ生天然水 ResetTimeの美味しさを知り、天然水の良さをより多くの人に知ってもらいたいという想いで日々、挑戦中。

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